Chapter3 各思考パターンに共通する特徴と対処法
1.線思考型の人への対処法
ケース1 話を最初から順番に話す人にストレスを感じる時は、「ごめん私結論を優先する方だから、
          最初に答え聞いていい?」と笑いながら聞いてみる。
ケース2 いちいち理解や同意を求められることにストレスを感じる時は、相手の表情を真似るだけで相手は           静かになる。
ケース3 私への評価を「人柄」という曖昧なもので評価して来る人には、満面の笑顔が効果的。
ケース4 いつも気持ちを押し付けて来る人には、「ありがとう」はきちんと伝えて一定の距離を置いた付き合い           が効果的。
ケース5 目を逸らして話す線思考の人にストレスを感じる時は、横に座って話すと効果的。
ケース6 「なぜ、どうして」と、原点をいちいち聞いて来る人には、事のいきさつを書いた書面を見せて読んで
          貰うと効果的。
ケース7 誰にでもいい顔をして決断できない人には、ズバリ「嫌われたくなかったらここは話を聞いといた方が           いいよ」と諭す。
2.線思考型の人はほかの思考パターンの人からどう見られているのか?
・点思考型から線思考型をみると、何を伝えたいのかわからない
・面思考型から線思考型を見ると、くどく感じてしまう。
3.点思考型の人への対処法
ケース1 「で、何が言いたいの?」といって話の腰を折って来る人には、結論だけ伝えてさっさと去る。
ケース2 「時間のムダ!」と言われることにストレスを感じる時には「私の話ムダですか?」と切り返す。
ケース3 「すべき」が口ぐせで、行動を規制して来る人には義務を果たした上で毅然とした態度で接する。
ケース4 万事マイペースで協調を乱す人には、任せるだけ任せて責任の所在をはっきりしておく。
ケース5 いつも自分のタイミングで決める自分勝手な人には、「そのタイミングでいいんですね!」と
          念を押しておく。
ケース6 いつもハッキリした答えを求められて辟易する人には、はじめに「出来ることと、出来ないこと」を
          明確にしておく。
4.点思考型の人はほかの思考パターンの人からどう見られているのか?
・線思考型から点思考型をみると、冷たく感じてしまう。
・面思考型から点思考型を見ると、小さくまとまって窮屈に感じてしまう。
5.面思考型の人への対処法
ケース1 話があちこちに飛んで、イマイチ要点を得ない人には、注意をこちらに向けて話を引き戻す。
ケース2 「バーン」「ビューン」など擬態語をよく使う人にストレスを感じる時は、自分も敢えて擬態語を使う。
ケース3 相手の大風呂敷に「うさん臭さ」を感じる時は、褒めちぎって相手をいい気分にさせて去る。
ケース4 いつも急な思い付きで行動する人にストレスを感じる時には、最低限のルールだけを伝えて、
          自由にさせてあげる。
ケース5 面倒くさがり屋と一緒に行動せねばならない時には、「私がやっておくらから、でも今度奢ってね!」
          と心地よく引き受けてあげる。
ケース6 いつも早合点して困る人には、「あのさ、すっごい話があるんだけど、聞きてみたい?」と、
          興味を引いてから話す。
ケース7 いつも同じことを話されウンザリする人には、「この前の話とは感覚が違うの?」と聞いてみる。
6.面思考型の人はほかの思考パターンの人からどう見られているのか?
・線思考型から面思考型を見ると、話が飛びすぎて意味がわからない。
・点思考型から面思考を見ると、大風呂敷を広げているように感じてしまう。
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